メリットとベネフィットを書いて相手のこころを動かす方法

ベネフィットの文字のブロックマインド

「人のこころを動かす文章術」の
あつこです。

あなたは、メリットとベネフィットの違いが
わかりますか?

「相手のこころを動かすために
ベネフィットを伝えましょう」

と言われても、私はベネフィットの
意味がわかりませんでした。

説明を聞いても、メリットとベネフィットの
違いがいまひとつピンとこなかったのです。

ようやく最近、ストンと腹落ちしましたので、
今回は、メリットとベネフィットの違いを
お伝えします。

この記事を読めば、簡単にベネフィットを
見つけられるようになりますので、最後まで
お読みくださいね。

メリットとベネフィットの違い

メリットとベネフィットの違いがよく
わからないのは、どちらも商品やサービスの
長所を示す言葉だからです。

それぞれについて見ていきましょう。

メリットとは

メリットとは、その商品やサービスの
性能や特徴、スキル、ウリのことです。

たとえば、取っ手のとれるフライパン。

【商品の特徴】

  1. こげつかない
  2. 取っ手が取れる

これがフライパンのメリットです。

では、このフライパンのベネフィットは
何でしょうか。

ベネフィットとは

ベネフィットとは、その商品やサービスから
得られる恩恵のことです。

 

先ほどのフライパンのベネフィットは

1.こげつかないから焼き上がりがきれい
2.取っ手が取れるので、収納しやすい


フライパンを使ったあとに得られる結果が

ベネフィットなのです。

メリットとベネフィットの違い

メリットとベネフィットについてそれぞれ
見てきましたが、違いがわかりましたか?

表にして見てみましょう。

メリット 商品やサービスの特徴、性能、スキル、ウリ
ベネフィット商品やサービスを受けたあと得られる恩恵、未来


つまりメリットは、サービスを提供する側が、

自身の長所をアピールするものであり、
ベネフィットは、サービス購入者が
得られる恩恵、未来なのです。

別の例で見てみます。

例)耳の痛くならないマスク

【メリット】

  1. 耳に掛けるゴムがやわらかく幅広
  2. 通気性がありながらウイルスや
    ホコリをしっかり防ぐ

【ベネフィット】

  1. 一日中つけていても耳が痛くならない
  2. 息苦しさを感じずウイルスカットも
    できて、安心に過ごせる


相手にメリットだけではなく、

ベネフィットを伝えることは、
相手に未来をイメージさせ、
こころを動かすことができるのです。

ベネフィットの見つけ方

「でも、ベネフィットはどうやって
見つければいいのかわかりません」

安心してください。
ベネフィットはメリットから見つける
ことができます。

ベネフィットはメリットの後に

「だからどうなの?」

と自問自答して見つけるのです。

さらにそのあとに

「だからどうなるの?」

と考えると深堀できます。

例えば、フライパン

  • 取っ手が取れる(メリット)

  「だからどうなの?」

  • 収納がラク(ベネフィット 1)

  「だからどうなるの?」

  • キッチンがスッキリする(ベネフィット 2)

どうでしょうか?

メリットからベネフィット、未来が
見えてきませんか?

メリット
  ↓
「だからどうなの?」
ベネフィット 1
  ↓
「だからどうなるの?」
  ↓
ベネフィット 2

「このメリットからどんな未来が
見つかるのだろう?」

ワクワクしながらベネフィットを
見つけてくださいね。

デメリットを伝える必要性

メリットとデメリットのの天秤

ものごとには、メリットがあれば
デメリットもあります。

相手にメリットやベネフィットだけではなく
デメリットを伝えることも必要です。

ミスマッチを防ぐためです。

例えば、「初心者向け」というような
対象を限定している場合など。

魅力的なメリットやベネフィットに
惹かれて、上級者が購入する可能性も
あります。

そのような時、購入後期待外れだと
不満を言ったり、トラブルになったり
してしまうかもしれません。

人は自分の知りたいことだけ、読んだり、
認識したりしがちだからです。

できないことはできないとはっきり
明記し、デメリットもしっかり
伝えましょう。

どんな人に対する商品、サービスなのか
しっかり想定すれば、ベネフィットも
伝えるべきデメリットも見つかるはずです。

まとめ

ハートのページ

今回はメリットとベネフィットの違いについて
お伝えしました。

【メリット】
商品やサービスがもつ性能、特徴、スキル

【ベネフィット】
サービス購入者が得られる恩恵、未来

 

【ベネフィットの見つけ方】
メリットのあとに「だからどうなの?」
「どうなるの?」とつけて考える

 

私がメリットとベネフィットを調べたのは
私自身のメリットやベネフィットは何か
見つけられなかったことがきっかけです。

「私のサービスを受けてもらうメリットは?」

「私を選んでもらうベネフィットは?」

何も見つかりませんでした。

でも、私がサービスを提供しようと考えている
対象者のことをしっかり考えてみると
自分自身のスキルや特徴、つまりメリットと
ベネフィットが見つかったのです。

そのサービスとは、初心者の方向け
文章の感想&添削サービスです。

【私のメリット】
初心者の頃、ダメ出しの嵐を受けながら
文章術を学んだので、
初心者の方の気持ちがよくわかり、
寄り添うことができます。
【ベネフィット】
文章術の基礎を優しく学ぶことができ
文章のスキルがアップして
書くことが楽しくなります。

サービスの詳細は、こちらの記事を
参考になさってください。

あなたの文章の感想と添削を心を込めてお届けします 子育て後に修得した文章術を活かし母の気持ちで優しくアドバイス

あなたも

「自分にはメリットなど何もない」

と思っているかもしれません。

そんなことはありません。

すでにこの記事を検索したり、
最後まで読んだり、
行動しているのですから。

あなたが経験してきたことは立派なメリットです。

そのメリットからベネフィットを見つけて
自信をもって、あなたのサービスを提供して
下さいね。

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