【要注意】文章の説得力がなくなる、使ってはいけない言葉5選

文章上達のコツ

 

ブログにご訪問くださり
ありがとうございます。

あつこです。

 

何を見ても「かわいい」「やばい」を連発。

「今どきの若い人は…」

と、眉をひそめているあなた。

実は、あなたの文章にも、
「やばい」言葉が並んでいるかも。

あなたは、文章の説得力がなくなる
NGワードをご存じですか?

今回は、特に気をつけたい言葉5つについて
お伝えします。

 

使ってはいけない言葉

駅のホーム 電車と乗客

「今日のテスト、やばかったんだけど」

「この服、やばくない?」

「あの人、やばすぎ」

電車の中の女子高生たちの会話。
「やばい」ですべてを表現してお見事。

彼女たちにとって「やばい」は
使い勝手のいい万能な言葉なのでしょう。

「大人の私は使いません」
と胸を張って言いたいところですが、
実は、大人でも使い勝手のいい言葉で
すませてしまうことが多いのです。

これからお伝えする5つの言葉は、
「やばい」と同じくらい、
相手に意味が伝わらない言葉です。

あなたの文章にたびたび出てきたら
要注意。

ひとつずつ見ていきましょう。

すごい

メジャーリーグの球場

 

例1)
大谷翔平選手の活躍はすごい。

例2)
高速道路の渋滞がすごい。

例3)
この掃除機の性能はすごい。

 

並外れている状態を強調する時に
「すごい」を使います。

でも、「すごい」だけで終わったら、
相手に何も伝わりません。

  • 何がすごいのか
  • どこがすごいのか
  • すごくてどうなのか。

そこを伝えなければいけないのです。

 

例1)
大谷翔平選手は、さまざまな賞を受賞しても
ルーティンを欠かさず、平常心のままでいる
ことがすごい。

 

おもしろい

本棚の本

 

例1)
『沈黙のWebライティング』はおもしろい

例2)
おもしろい経験ができて良かった

例3)
あの人の考え方はおもしろい

興味深い考えにふれたおもしろさ。
大笑いするおもしろさ。
わくわくするおもしろさ。

どんなおもしろさなのか、
説明しないと相手はわかりません。

また、おもしろく思うものは、
人によって違います。

何が、どのように
おもしろいのかを伝えましょう。

 

例1)
『沈黙のWebライティング』は
Webライティングの基礎を劇画タッチの
漫画を使って解説しているので、楽しく
理解しながら読めておもしろい。

『沈黙のWEBライティング』表紙
詳細は画像をクリック ↑

本当に

「Really?」と書いた紙を持つ女性

例)
私は文章術を学んで本当に良かった。

習い始めの頃は、ダメ出しが多く、本当に
情けなかった。

でも、今は文章を書くことが本当に
楽しくなり、文章術は、最高のスキルだと
感じている。

自分の思いを強く伝えたい時、
気をつけないと「本当に」を多用して
しまいます。

それは、書き手の気持ちを読者に
押し付けるだけなので、注意しましょう。

例)「本当に」を使わない場合

私は文章術を学んで良かった。

習い始めの頃は、ダメ出しが多く、
情けなかった。

でも、今は文章を書くことが楽しくなり、
文章術は、最高のスキルだと感じている。

 

「本当に」を使わない方がスッキリして
読みやすくなりました。

「本当に」は不要な場合がほとんどです。

無駄な言葉は1文字でも削りましょう。
忙しい読者のための思いやりです。

具体的に

パソコンとスマホ、ノートとペン

例)
文章を書くときは、読者のことを
具体的に考えることが大切です。
具体的に考えると読者の思いに
寄り添うことができるからです。

 

以前、私がブログに書いていた文章です。
良いことを書いたつもりでした。

でも、読者には、何を具体的に考えれば良いか
全く伝えていない不親切な文章。
お恥ずかしいです。

具体的というなら、必要な項目を1つずつ
ていねいに列挙しなければいけません。

 

修正例)
文章を書くときは、架空の1人の読者、
ペルソナを考え、その人のことを
考えて書くことが大切です。ペルソナは主に次の項目を考えて
設定します。

  •  性別
  •  年代
  •  生活環境
  •  職業
  •  趣味・特技
  •  価値観

ペルソナを設定すると、読者の思いに
寄り添うことができるからです。

「具体的」というあいまいな言葉に要注意です。

 

いろいろ

カラーボールいろいろ

「いろいろ」も使用頻度が高いあいまいな言葉。

例)
・文章術を学びいろいろなルールを知った
・今年も1年いろいろあった年だった

「いろいろって何?」

読者はモヤモヤします。

ザクっとまとめずに、伝えたいことをきちんと
書きましょう。

考えがあいまいで、説明できずに
「いろいろ」とまとめてしまったのなら
自分のスキルをアップさせるチャンスです。

1つ1つ、詳しく分析してみましょう。
自分の知識が深まります。

あらたな記事のネタにもなるので、
「いろいろ」の深堀はオススメです。

文章術のルールを詳しく知りたい方は
こちらの記事を参考になさってください。

 

文章に説得力をもたせる方法

パソコンとコーヒーと資料

文章の説得力がなくなる5つの言葉。

  • すごい
  • おもしろい
  • 本当に
  • 具体的に
  • いろいろ

この言葉が出てきたら、一度ストップ。

5W1Hを使って考えてみましょう。

  • 何が
  • 誰が
  • どこが
  • なぜ
  • どのように

 

言葉の陰に隠れていた言葉が
見つかりますよ。

その言葉が、あなたの文章に
説得力を持たせます。

説得力のある文章は、
読者のこころを動かします。

言葉のひとつひとつを
大切にして文章を書いて
いきたいものですね。

 

まとめ

ペンとお花と手紙

今回は、文章の説得力がなくなる
5つの言葉を見てきました。

 

  • すごい
  • おもしろい
  • 本当に
  • 具体的に
  • いろいろ

 

無意識についつい使ってしまう言葉なので、
注意が必要です。

文章は読者のために書くものという
意識を常に持って書いていきましょう。

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コメント

  1. おはようございます。使ってはいけない言葉、つい使ってしまいます。

    • あつこあつこ より:

      コメントありがとうございます。
      つい使ってしまいますよね。
      まずは意識することが大切ですね。