【初心者必読】悩まずに文章がうまく書ける文章構成のパターン~起承転結とPREP法~

原稿用紙と万年筆文章上達のコツ

「文章を書いているうちに何を書いているか
 わからなくなってしまう」

「記事を誰にも読まれなくてむなしい」

あなたは、記事の書き方に悩んでいませんか?

私も同じで、記事を書いては削除して、を
何度もくりかえし、悩んでいました。

ライティングコンサルの先生に相談すると
「文章を書く前に文章構成を学びましょう」
と言われました。

そこで文章構成について調べ、たくさんある
パターンのうち、簡単に使える2つの
文章構成を使ってみると悩まずに記事が書け
ブログの閲覧数も伸びたのです。

今回この記事では、あなたも悩まずに
文章が書ける文章構成のパターンを
ご紹介します。

ぜひ、この記事でコツをつかんで、
サクサクと記事を書いてみてください。

起承転結はもう古い?!

「作文は起承転結で書きましょう」
小学校の時からそう習って
「作文と言えば起承転結」と
思い込んでいませんか。

ところが今は
「起承転結はもう古い!」
と言われています。

読者は忙しいからです。

起承転結で話をのんびり進めていたら
結論を読む前に、読者は離脱します。

あなたも記事の冒頭だけパッと見て
読むか読まないか、決めていませんか?

まどろっこしい文章だと
「で、結局何がいいたいの?結論は!!」
腹が立ってくることでしょう。

今の時代にあった文章構成は、「転」で話を
変えずにサクッと流れを作って結論に導く
「起・承・結」が良いと言われています。

つまり
起…導入・記事のテーマを示す
承…テーマの具体的な解説や具体例を書く
結…結論を書く
となります。

何を伝えたい記事なのか、まずそれをはっきり
提示することが読まれる文章を書くコツです。

起承転結は物語の展開に使われる
文章構成なのでわかりやすく
「白雪姫」の話で見てみましょう。

「起」
白雪姫は7人の小人たちと
暮らしていました。

「承」
白雪姫はお妃に森の奥に
追いやられたところを

小人たちに助けて
もらったからです。

「転」
ところがお妃は老婆に身を変え、
毒リンゴを
白雪姫に食べさせ、
殺してしまいました。

「結」
隣国の王子が現れ、白雪姫にキスをすると
白雪姫は生き返り王子と結婚して
幸せになりました。

これを「起承結」にしてみます。

「起」
白雪姫が王子と結婚して幸せになる話です。

「承」
老婆にもらった毒リンゴを食べた白雪姫は
通りかかった王子にキスをされ、
結婚します。

「結」
見知らぬ老婆からもらった
食べ物を食べても

見知らぬ男性に助けてもらえて
幸せになれるのです。

今回のテーマは
「白雪姫と王子の出会い」なので

そこが「起」となり、「起承転結」の「起」の
森の奥での小人たちとの暮らしは省略しました。

なんだか違う話になりそうですが、
「どうやって
王子様と出会えるのか」
と思う読者の興味関心を

ひきつけられそうです。

「起」で読者をひきつけ「承」の部分で
小人たちとの暮らしを書き、
毒リンゴの件へと読者を導いていく
展開にしても良いでしょう。

いかかですか。
古いと言われている「起承転結」をもとにした
「起承結」や昔話などから記事を書けそうな
気がしてきませんか?

なじみがある「起承転結」をアレンジした
文章構成のパターン「起承結」。
コツをつかみやすい文章構成です。

時代はPREP法?

「PREP法は、結論がある文章すべてに使える
 万能フレームワークです」

「わかりやすい文章構成」と検索すると
必ず出てくる言葉が「PREP法」ですが
「なんて読むの?」「難しいそう」と
思いませんか?

私も「また横文字。PPAP??」など
わけがわからなくなりそうでしたが、
ちゃんと知れば大丈夫。

なぜなら文章を型にはめやすく、わかりやすい
文章構成だからです。

人をひきつけて最後まで聞いてもらう必要が
あるプレゼンでも使われている文章構成です。

PREP法は「プレップ法」と読みます。

P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
P:Point(結論を繰り返す)

第1章でも書きましたが、記事の冒頭に
記事の結論をまずバーン!と
打ち出すことが読まれる文章構成のコツ
なのです。

PREP法を使えば、9割がた文章が
上手に書けると言われる最強パターンです。

詳しく見ていきましょう。

Point(結論) 結論を最初に書きます。
これで読者の興味関心をひきつけます。

Reason(理由)結論の理由を説明します。
「なぜなら~だからです」
と言うと説得力が増します。

Example(具体例)結論に至った理由を
具体例をあげて説明します。
「実際に〇〇」「例えば〇〇」
と書くと書きやすいでしょう。

Point(結論) 最初の結論をもう一回
繰り返し、結論を印象付けましょう。

この章もPREP法で書いています。

P:Point(結論)
「PREP法は、結論がある文章すべてに
使える
万能のフレームワークです」

R:Reason(理由)
なぜなら文章を型にはめやすく、
わかりやすい
文章構成だからです。

E:Example(具体例)
人をひきつけて最後まで聞いてもらう
必要が
あるプレゼンでも
使われている文章構成です。

P:Point(結論を繰り返す)
PREP法を使えば、9割がた文章が
上手に書けると言われる最強パターンです。

PREP法を使うと、文章に説得力が増すので
読書が納得しながら最後まで記事を読み
進めていきます。

文章構成を考えないで、思うままに書いて
行くと、文章の最初と最後が一致せず、
何を言いたいかわからない文章になります。

PREP法を使えば、最初に結論を書いて
その結論に基づく理由や事例を書いていく
ので、話がずれることがありません。

ぜひ、文章を書くことに悩むあなたに
取り入れていただきたい文章構成の
パターンです。

まとめ


今回は、文章がうまく書ける文章構成の
パターンについて説明しました。

1つめは「起承転結」のアレンジ
「起承結」です。

起…導入・記事のテーマを示す
承…テーマの具体的な解説や具体例を書く
結…結論を書く

2つめは「PREP法」。

P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
P:Point(結論を繰り返す)

比較すると、よく似ている文章構成です。
どちらも何について書いてあるのかを
まず提示します。

導入・テーマの提示からなのか、
結論から始めるのか、
その違いです。

結論ありきのPREP法だと、結論だけ
知りたかった人が、最初だけ読んで
離脱してしまう恐れがあります。

また文章の展開をひろげにくく
長文を書きにくいというデメリットも
あります。

同じテーマで、「起承結」と「PREP法」
を使ってそれぞれ書いてみると記事が
2つ書けることでしょう。

文章は書けば書くほど上達します。

ぜひ、あなたも2つの文章構成パターンを
使って悩まずスラスラと記事を
書いてみましょう。

この記事で疑問に思ったことや感想、
ささいなことでいいのでぜひメッセージを
くださいね。

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